蝶と花(Le papillon et la fleur)
更新日:3 日前
みなさまこんにちは、りなです🌸
最近は日曜劇場の「VIVANT」にハマりすぎて、1日に1回はTverかアマプラで観ているという笑📺
先週の回の乃木のピンチでチンギスが出てきたのはほんとアツかった🔥
あと3回でほんまに終わるんか?って感じだけど、どんな展開になってくのか楽しみ😊
さてさて、、
今日のブログは11月5日の演奏会曲目のネタバレに少しなるので、終わってから読みたいという方は、演奏会後にお読みくださいませ📚
演奏会で歌う私も今回初挑戦の、「蝶と花」というフランス歌曲があるのですが、この曲ができた背景を調べてるとクスッと笑ってしまう要素もあったりで面白いので、私のアナリーゼも含めて少し書いてみようかと。
♪蝶と花♪
Le papillon et la fleur
詩:ヴィクトル・ユーゴー
曲:ガブリエル・フォーレ
La pauvre fleur disait au papillon céleste:
Ne fuis pas!...
Vois comme nos destins sont différents,je reste.
Tu t'en vas!
Pourtant nous nous aimons,nous vivons sans les hommes,
Et loin d'eux!
Et nous nous ressemblons et l'on dit que nous sommes
Fleurs tous deux!
Mais hélas,l'air t'emporte,et la terre m'enchaine.
Sort cruel!
Je voudrais embaumer ton vol de mon haleine.
Dans le ciel!
Mais non,tu vas trop loin,parmi des fleurs sans nombre.
Vous fuyez!
Et moi je reste seule à voir tourner mon ombre.
A mes pieds!
Tu fuis,puis tu reviens,puis tu t'en vas encore
Luire ailleurs!
Aussi me trouves-tu toujours à chaque aurore
Tout en pleurs!
Ah! pour que notre amour coule des jours fidèles.
Ô mon roi!
Prends comme moi racine ou donne-moi des ailes
Comme à toi!
この曲は、めちゃくちゃ簡単な読み方をすると蝶が男性で花が女性を表していて
お花はいつも同じ場所で地面に縛られていてあなた(蝶)が来るのを待ってる。
でも、あなた(蝶)はいろんなお花のところに行っていて、私(お花)には気まぐれ。
私(お花)もあなた(蝶)のような羽根がほしい!🪽とお花目線で嘆く歌なんです。
いろんなお花のところに行ってるって、それ浮気グセのあるただのおクズさまやん!(おっと失敬!)
私ならとりあえず大阪湾に沈めてやる😈と思いますが、フランスの曲なのでそんな下品なお言葉を使ってはいけません笑☝️
ただ、この詩を作ったヴィクトル・ユーゴーは、この時、自分自身の恋愛や奥さんの不倫ですごく悩んでいた時期で、ヴィクトル・ユーゴー自身は自分にももう少し自由とか余裕が欲しかったんじゃないかな?と私は思っていて。
なので、ただ単に男女の恋愛になぞらえて作詞したというよりは、自由度高く生きている人への羨ましさや憧れも含んでいるように思います。
なので、ユーゴー自身いつも同じ場所に縛られている(お花)
それに対して
自由に好きな人のところやいろんな場所に飛んでいける人(蝶)
とも読み取れるなぁと💭
蝶が男性、お花が女性という読み方よりももう少し深い意味を持っているような気がしますね🦋🌸
そしてそして、ここからがツッコミどころ満載なのですが、、、
この曲を作曲したのが、ガブリエル・フォーレ!
フォーレは16歳の時にこの曲を作っています♪
歌詞は、割と嘆きや悲しみ、地面にずっと縛られているお花は自分自身をひどい運命とも表現しています。
でも、楽譜を見てみると、、歌詞とは対照的!
えっ、、とー???
軽やかな2拍子で割とピアノ伴奏部分は16分音符多めで、しかも速度表記もAllegretto笑
弾む感じでテンポもやや速めで楽しい恋愛を表現してるとしか思えないのだがー🙄
おそらくなのだけど、16歳のフォーレにはヴィクトル・ユーゴーの背景を考えて作曲するまで考えが及ばなかったのかなと。
そりゃぁ16歳の子に大人の事情もあるからそこも考慮して作曲しろ!なんて言っても、、
恋愛=ドキドキ・ワクワク・ルンルン🎶
くらいしか出てこないよなと。
ヴィクトル・ユーゴーの背景なんぞフル無視で作曲したので、すごく軽やかで楽しそうな曲に仕上がりましたとさ🎼
ユーゴーもびっくりしただろうな笑
「えっ?俺そんな軽やかな曲作ってなんて言ってないけど?!」という声が天国から聞こえてきそうですね笑
で、、
1番目と2番目の歌詞の出だしは、アウフタクトから始まるのに対して、最後の3番目の歌詞の出だしだけ1拍目の表から始まるんですね。
歌詞も「Tu fuis,puis tu reviens…」
「あなたは飛び去って行って、また戻ってそれからまた行ってしまって別のところで輝く」のような意味なので、花の目線からするとそれだけ相手の気持ちを自分の元に留めておくことができないもどかしさや焦りから1拍目の表で始まっているのではないか?と思います💦
でも、お花と蝶に例えるなんてさすがフランス🇫🇷
オシャレだし歌のメロディーもピアノ伴奏もすごく綺麗で可愛くて、でもどこかオペラアリアのような壮大さも感じさせる1曲。
歌詞とメロディーが対極すぎて、私はどっちでいけばいんだ?と一瞬混乱しますが、これは歌い手の表現力が試されるところ!
頑張ります。。。💪
というわけで、11月5日をお楽しみに✨✨



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